偏頭痛は、食べ物や飲み物と関係が深いといわれています。一般に、痛みを引き起こすといわれているのは、以下の飲食物です。食べ過ぎには注意しましょう。
・チョコレート
偏頭痛が起こる前に、予兆として甘味をとりたくなることが多いのですが、そのせいで「チョコレートを食べると偏頭痛になる」と犯人扱いされたのかもしれません。(ちなみにチョコレートの食べ過ぎで鼻血が出ることはありません。)血管拡張作用のあるフェニルチラミンが含まれていますが、二重盲検法の実験により、チョコレートの頭痛効果は否定されています。
・熟成チーズ
血管拡張作用のあるチラミンが含まれています。ただ、日本人はあまりチーズを大量に食べないので、チーズが誘発因子となる可能性は薄いといえます。二重盲検法の実験により、チラミンの頭痛効果は否定されています。
・アルコール類(特に赤ワイン)
まず、アルコール自体に血管拡張作用があります。そのうえ、赤ワインに多く含まれるヒスタミン、そしてチラミンが、血管を拡張させて頭痛がおきるのです。白ワインにヒスタミンやチラミンは少なく、蒸留酒にヒスタミンは含まれません。二日酔いで頭痛がするのは、アルコールの分解産物であるアセトアルデヒドや酢酸の作用です。赤ワインによる偏頭痛は、血小板セロトニンの遊離促進作用によるという説もあります。
・保存肉製品(ハム・ソーセージ・サラミ)
1972年に報告された偏頭痛の誘因です。食肉製品の色・風味・防腐効果のために添加されている亜硝酸塩に、血管の拡張作用があるためですが、日本のハムやソーセージは含有量が低く、頭痛には関係しないようです。
・柑橘類
強力な血管収縮作用をもつオクトパミンが含まれています。
このほかに、血管を拡げる狭心症の薬などを飲むと偏頭痛が起こることがあります。
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